歴史が嫌いな人にとって、何よりも嫌なのが年表を暗記することではないでしょうか。
出来事の背景もよく分からないのにただ「○○年に、○○が起きた」という事実と淡々と暗記させられることほど退屈で苦痛なものはありません。
僕自身、歴史好きですが年表は苦手(というより暗記が苦手)ですし、「○○年に、○○が起きた」ということをどれだけ多く覚えたところで歴史的な流れは見えてきません。
ただ、それでも時代を象徴するような大きな出来事だけでも覚えておくと、何か新しい情報に接したときに「あ、これは○○よりも前に起きたことだな」とか、「この事件は○○と△△の間に起きた事件か」というように時系列を意識しながら物事を捉えることができます。
そして大まかな時代の流れを知っておくと、新たな気づきを得られるようにもなります。
この記事では日本の近現代史の出来事のうち、年号とセットで覚えておくとよいと考える10の出来事です。
また、参考までにそれぞれの出来事の間の年数も記載しています。
嘉永6年(1853年):黒船来航
41年
明治27年(1894年):日清戦争
10年
明治37年(1904年):日露戦争
33年
昭和12年(1937年):支那事変(盧溝橋事件)
4年
昭和16年1941年:日米開戦
4年
昭和20年(1945年):終戦
6年
昭和26年(1951年):サンフランシスコ講和条約
9年
昭和35年(1960年):安保改正
29年
昭和64年(1989年):昭和天皇崩御
22年
平成23年(2011年):東日本大震災