テレビ東京「知られざるガリバー~エクセレントカンパニーファイル~」。
2019年1月12日放送では、産業ガスを供給するエア・ウォーター社の紹介でした。
産業ガスというのは普段の生活で聞き慣れないが、ものづくりには欠かせないものらしい。
鉄鋼を加工する際に酸素を注入したり、溶接するときにアルゴンというガスを使うことにより、酸化を防ぎ空気が混ざって溶接部分に気泡ができることを防ぐことができるそうです。
番組の中で紹介されていた「ガストータルシステム」というビジネスモデルが印象的でした。
これは、顧客の工場施設内に、自社のガス製造プラントを建て、ガズの製造・供給・監視・メンテナンスをトータルサポートするというシステム。プラントには自社の社員を常駐させ、24時間365日体制をとっています。
システム開発の現場では、セキュリティやコミュニケーション効率化のためにエンジニアが客先に常駐する案件は多いのですが、こういった製造の現場で、商品・製造プラント・ヒトをすべて客先で完結させてしまうという発送が面白いと感じました。