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今こそメディア・リテラシー力を高めるべき

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マスメディアとは、不特定多数の人々へ情報を伝達する媒体のことです。

新聞、雑誌、ラジオ、テレビの「4マス」に加え、ネット上の一部メディアやSNSも、影響力という面ではマスメディアと言えるでしょう。

マスメディアの中でも特に強力なのがテレビです。動画コンテンツというのは圧倒的な情報量がありますし、何より一方的に発信し続けるので視聴者は、ただボーッと見ているだけでも情報を受取ることができてしまいます。

テレビが放送を開始したのは、戦後になってからです。つまり、誕生からまだ100年も経っていないのです。NHKが日本で初めて放送を開始したのは1953年のことです。

ちなみに先の大戦時、メディアの主流はラジオでした。戦後、自虐史観のプロパガンダを植え付けたのもメディアです。

いずれにしてもまだ歴史が浅いため、我々人類はその性質やデメリットも正しく理解出来ていないのではないでしょうか。

情報を発信する側は、その影響力を巧みに活用します。メディアは事実を伝えている、と考えるのはあまりにウブな考え方でしょう。

少しでも情報を発信する側の立場に立った事がある人なら、世に出回っている情報というのは発信する側にとって都合の良い情報だということを理解していると思います。

一方、情報を発信したことがない人や学生の人たちは、発信される情報に対して驚くほど無条件に受け入れてしまっています。

これは日本人だけでなく、世界各国でもその傾向があると思います。

昨今、SNSなどの流行で一般の人も情報を発信する機会が増えました。

自分を現実よりも良く見せようと「盛る」行為は、メディアが自分の都合のよい部分を強調しがちな点と共通しています。

なので、個人が気軽に情報発信できるようになった今こそ、本来のメディア・・リテラシー力を高める教育が必要なのではないでしょうか。

しかし、学校教育の中で教えるのは難しいでしょう。なぜなら、プロパガンダや偏向報道といった個々の事象を、実例をあげて紹介しづらいからです。

事例をあげるということは、例えば「○○テレビが△△の件に関し、こんな報道をした」ということです。

○○テレビからクレームがくることは必須です。なので学校教育の現場で教えるのは限界があります。

もっと、民間で、ネット上で、フランクだけど多くの人が支持を得るような環境で、教育していく必要があります。

そしてそれは、子どもたちだけでなく、僕を含め大人たちも学んで行く必要があることです。

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