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古市公威「自分が一日休むと、日本が一日遅れます」ある日本人の決意

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自虐史観は敗戦後しばらくは浸透していなかったという事実に続き、百田尚樹氏の『「日本国紀」の副読本』の中から感動エピソードを紹介します。

明治維新間もない明治八年(1875年)、古市公威という人物は土木工学を学びにフランスへ留学します。

西洋に追いつけ追い越せ、さもないとアジア諸国のように白人国家の植民地にされてしまうぞ、という危機感を多くの日本人が抱いていたような時代です。

そして留学先のフランスで、不眠不休で勉学に励んでいました。あまりの猛烈さに当時下宿先のフランス人のおばさんが、「少しは休みなさい」と労りの言葉をかけてくれたそうです。

そのとき、古市は何と答えたか。

「自分が一日休むと、日本が一日遅れます」

ハッと目が覚めるような、身震いするような感覚に僕は襲われました。

日本の発展が遅れれば欧米に飲み込まれてしまう、という危機感と共に、自分の手で日本を一等国にするんだ!という決意と高揚感が伝わってきます。

著書の中で百田さんは、当時は無数の「古市」が日本中いたるところにいたから日本は明治維新後あっという間に欧米に追いつくことができた、と述べています。

ちなみに古市公威は、今の東大工学部である帝国大学の工科大学の初代学長を務められた人です。

(出典:Wikipedia)

そしてWikipediaによると、作家の三島由紀夫の本名は公威(読みはきみたけ)で、古市公威の恩顧を受けた祖父が命名したんだとか。

歴史って面白い!

 

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